かつて10代選手が席巻していたテニスの女子シングルスに変化が生じている。
全豪オープンでは、19日に行われた女子シングルス4回戦でロシア出身の17歳、ミラ・アンドレエワが敗れ、この種目の10代選手が姿を消した。
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1997年のウィンブルドン選手権を制したのは、当時16歳だったマルチナ・ヒンギス。マリア・シャラポワは17歳で2004年大会で頂点に立つなど、以前の女子シングルスでは「天才少女」たちが、ランキング上位をにぎわせていた。
上位100人に占める10代選手の割合を年ごとに1月1日時点のランキングで見ると、2005年は14人、10年は13人。それが20年には6人まで減り、今年はアンドレエワ1人だけになった。
10代選手が減った理由は何なのか。
23年の全米オープンを19…